2008.12.30(火)

 「私は鮭のハラス焼きが大の苦手です。あの味、あの食感、考えただけで身の毛がよだつわ。それなのに私の会社の上司ときたら、ハラス焼きが大好物で、自分で食べるだけでは飽き足らず、ことあるごとに私にハラス焼きを食べさせようとするんです。この前の忘年会でも他のメニューには目もくれず、ハラス焼きばかり注文して、私に食え食えと勧めてきたので困りました。おまけに昨日なんて昼食に鮭のハラス焼き弁当をふたつ買ってきて、一緒に食べようと言うんです。本当にどうかしてると思います。鮭のハラス焼きなんてもううんざりだわ。」

 …という事態は日本のどこかで起きたりしているんだろうか。つまり「鮭のハラス焼きハラスメント」だ。略して「ハラハラ」。

 googleで「鮭ハラスメント」と調べてみたらいっぱい出てきてがっかり。自分が簡単に思いつくことは誰かがもうやっている、と僕がいる研究室の教授は言っていたけど、まったくその通りだと思う。

以下、私信。

私信1.先日、新宿でお会いしたSさん。"music"でのリンク切れの指摘をありがとう。修正はもうしばらくお待ちを。

私信2.先日メールフォームからメールを下さった方、曲についての感想ありがとうございます。今後もよろしくお願いします。


2008.12.19(金)

 「クリスマスキャンペーン半額祭!」と称してペットショップの犬が半額で売られている広告を見て頭がくらくらする。犬に値段がつけられているだけでも違和感を覚えるのに、その上クリスマスだから半額だなんて。一体どうしたことかと思う。クリスマスだから犬が半額。まるで遠い星の世界の話を聞いているようだ。僕の住んでいる星はバオバブの木が成長しすぎると破裂してしまうんだ、みたいな。

 別に動物に値段をつけることが許せない、とかそういうことではなくて、僕も知らないところで誰かに値段をつけられていて、「今日はクリスマスだし、こいつ半額にしちゃおうぜ」とか言われているのではないかとふと考えただけである。

 何はともあれ、メリー・クリスマス!ってだめだ、こんなことを書いた後だとぜんぜん明るくならない。


2008.12.12(金)

 図書館には図書館の法則というものがあって、行く日によって状況は次の2通りに分かれると思う:

1.館内をざっと見渡すだけで読みたい本がたくさん(というか複数)見つかる場合。
2.どれだけうろうろしても読みたい本が一冊も見つからない場合。

 1と2の中間、つまり借りたい本が1冊だけある場合というのは、ほとんどないように思われる。これは、その時の気分によるのかもしれない。鬱屈した気分の時は読みたかった本があっても目に入ってこない、みたいな。

 そんなことを考えながら図書館で本を借りる(今日はありがたいことに「1」だった):

・「さよなら渓谷」(吉田修一 著)
・「電化製品列伝」(長嶋有 著)

 両方とも前から読みたかった本なので嬉しい。相変わらずの偏った読書傾向ではあるけれど。

 でもまあ、読みたい本があるという状態は幸せです。


2008.12.8(月)

 一ヵ月ほどベネズエラへ行っていたので更新ができなかった。

 というのは嘘で、ずっと日本にいた。日本にいて半熟英雄をやったりドラクエIIをやったりしていた。完熟大将軍とかハーゴンとかを倒すのに忙しくて、とても日記を書く暇なんてなかった。

 半熟英雄(スーパーファミコンの)は昔から何度もクリアしているのでやり慣れた感があるけど、ドラクエIIは実は今までやったことがなかったので、新鮮に楽しむことができた。

 ゲーム中の、サマルトリア王子とその妹の会話が印象的だった。

妹「あっ お兄ちゃん。ねー あたしも 連れてってよお!」
王子「だめだよ おまえは。」
妹「なによ!お兄ちゃんの いじわるうっ。」

 萌えキャラの元祖を発見せり!と思った。「いじわるうっ。」の「う」がとても良い。