2008.7.17(木)
暑くて論文読むのが捗らない。やる気が出ない。困った。
昔、中学生の頃にやっていた進研ゼミの教材にはライオンや蟹のキャラクターが登場して、「そうか!絶対値は+や−の符号を外せばいいんだね!」とか何とか言っていたような気がする。僕が読んでいる論文にもあのライオンや蟹がいて説明してくれればいいのに、と思う。ライきちくんやカニまるくんが、「そうか!磁気リコネクションによってX-lineが形成され、X-lineの中心部には拡散領域というものがあって、そこではイオンと電子のdecouplingが起こっており、それによってHall電流が生成されるんだね!」とか言ってくれればもう少しやる気を出して論文を読めるはずなのに。
というか、全ての本にはライきちくんやカニまるくんが登場するべきなのだと思う。カントの「純粋理性批判」にも、ランダウ=リフシッツの「場の古典論」にも、ドストエフスキーの「悪霊」にも。